『あさが来た』の新次郎さんが亡くなった直後の、あさイチプレミアムトーク。
出演者は、あさ役の波瑠さんです。

予想に反して、思ったほど有働アナが泣いてない!?

 

「今日はみんなに『泣くな』と言われて、すっごい我慢したんですけど」
そう言う有働アナに、「どうぞ」とハンカチを差し出す波瑠さん。

分かってらっしゃる! 用意がいいですね。さすが!!

 

直前の『あさが来た』の放送の最後について、波瑠さんの「(新次郎さんの)優しい雨が振りました」という言葉を受け、「見事な伏線の回収でございました」と言うイノッチに笑顔で応対する有働アナ。

 

ん? どうした? 有働アナ!?

新次郎さんが亡くなった放送直後なのに気持ちが高ぶってない!?

 

思うに有働アナは、『あさが来た』の放送を7:30のBSで視聴して、あさイチが始まる直前の放送は見ていないと考えられます。泣くから。

でなければ、こんな穏やかに(?)対応できるはずがない! 有働アナだから!

 

こんなふうに始まった、あさイチプレミアムトーク波瑠さんの回。
詳細を見てみましょう。

波瑠さんは10ヶ月もの撮影の日々にどんな想いで挑んだのか?

波瑠
引用:https://www.nhk.or.jp/asaichi/

本日のプレミアムトークはクイズ形式で進みます。

波瑠さんからの特別出題は、

「朝ドラは毎週月曜日にリハーサルをやるんですけど、多いときに何シーンあったと思いますか?」

 

波瑠さんによると、平均的に30シーンくらいだけど、すごく多い時があったそうです。

「その時は、たった1日のリハーサルで、何シーンくらいあったでしょう?」というのが、波瑠さんからの出題です。

答えは番組の最後に発表のようです。

ちょっと考えてみてくださいね!

 

あさと言えば口癖は “びっくりぽん” だが波瑠さんの “びっくりぽん” は?

あさ
出展:http://dot.asahi.com/

落ち着いて見える波瑠さんですが、性格はびっくりぽん?
なんと波瑠さん、以前トーク番組に出演したときのこと、回答のクリップボードがいつも逆さま! なんで!?

 

さらに役作りについて聞かれると、

波瑠:「わたしも・・・? なんだっけ? なんて聞かれたんだっけ??」

玉木宏:「? はい!?」

波瑠:「アホやなあ(笑)」

波瑠さん、自分で突っ込んでました。

 

そんな波瑠さんについて、夫・新次郎役の玉木宏さんうめ役の友近さん五代さま役のディーン・フジオカさん からのコメントも後に出てきます。楽しみにしてくださいね。

 

さて、あさイチ冒頭の”ドラマ受け”について「評判が悪かったでしょう?」と、有働アナが波瑠さんに聞いてみたところ、「全然!」と波瑠さんは答えていました。

 

イノッチ:「現場であさイチ見ることありました?」

波瑠:「はい。『見た、今日!? まつ毛・・・!』って。」

「ほんっとうに、すみません」と恐縮する有働アナ。

 

ありましたねえ。驚きすぎてつけ睫毛ズレちゃった事件(笑)

惣兵衛さんが母親の菊に「疫病神はお前や!」と短刀を振り下ろし、とっさに庇ったはつが肩を負傷するという放送の直後の朝ドラ受けですね。

 

でも、なぜ、びっくりしてつけ睫毛がズレるの?? 不思議です。

でも有働さんのこういうインパクトが、好きです!

 波瑠さんはどういう人? あさとは違う?

波瑠さんは、あさと比べると自分はちょっと元気がないかも? と言ってます。

けっこう、色んなことがゆっくりだそうで、マイペース?

どうやら、あさのように、ポーンと返すタイプでなく、波瑠さんは一つ一つ噛みしめて考える方のようです。

そのため、質問されて、玉木さんが先に答えていることを「うん、そのとおりだ。そのとおり」と反芻しているうちに、何を聞かれていたのか頭から飛んでいっちゃったらしいです。

 

波瑠さんが言うには、思ったことを言うのは、あさと似ているけど、行動の速さはあさに追いつけないそうです。

けっこう波瑠さんて、おっとりタイプなんですね!?
でも言うことは、言う、と。

 

波瑠さんの印象が深かったシーンは?

そろばん
引用:http://my-vip.hatenablog.com/

赤いパチパチはんを取り出して、「自分にもドキドキしたことがあった」と、あさが新次郎に話すシーン。

あさ:「うちの初めての想い人は、だんな様やったんやなぁ、て」

新次郎:「わてもだす。なんべん、あさに惚れ直してることか」

あさ:「そんな・・・。うちも、どす」

 

・・・という、うらやま・・・甘々なシーンですね。

 

「あさは、お店や外では強く、お商売の話ばかりしていて、夜、夫婦の寝所に入るとやっと、あさの心の揺れ動きのシーンが描かれている。

気持ちのやり取りをするシーンはやっぱり寝所のシーンで、あさが見せないけど抱えている不安だったりとか、そういうものを、だんな様にだけ吐き出せるというシーンが多い。

“商人(あきんど)のあさ” から “一人のだんな様の奥さんのあさ” になれる場所」

このシーンを選んだ理由を、波瑠さんはそう語りました。

 

イノッチ:「玉木さんと一緒だと、役の上でもちょっと頼りになるというようなことはありましたか?」

波瑠:「ありました。玉木さん自身が大きく構えていてくださるので、あさとしても私としてもすごくなんでもやりやすい。頼もしさはすごくありました

  玉木宏さんが波瑠さんを漢字1文字で表すと?

前回のプレミアムトークでは、「波瑠さんが玉木宏さんを漢字1文字で表すと?」という問題があり、答えは『誠』でした。

★関連記事⇒あさイチ【プレミアムトーク詳細】玉木宏に有働ワナ?放送終了前10秒の攻防戦

 

では今回は、 「玉木宏さんが波瑠さんを漢字1文字で表すと?」

『勇』『真』『桜』『驚』 の4択です。

 

 

正解は・・・

 

 

玉木宏:

正解は『真(まこと)』

色んな意味が含まれるが、ヒロインあさを演じるのは本当に大変だったと思う。

その中で波瑠さんは真摯に役と向き合い撮影に臨んでいた。

お芝居として形を作るというのは、結果、答えは1つ。そういう意味で、真実は1つという意味の『真(しん)』です。

また、波瑠さんは平成生まれなんだけど “昭和感” がある。

年齢は若いがすごく落ち着いた雰囲気があり、彼女の凛とした芯のある感じが、あさにリンクしていた部分はある。

何でもそつなくこなしているように周りからは見えてしまうが、本人の中ではすごく壁にぶち当たったり、なかなかその壁が乗り越えられなかったり、不器用かな ・・・と。

ひょっとしたら頼るのがヘタな人なのかもしれません

 

有働アナ:「まさに新次郎さんが、あささんに言ってるかのようなコメントですが、どうですか?」

波瑠:「そういうふうに見られていたのかと、今ちょっとびっくりしました。頼るのが下手とか、けっこう悩んでも見せないようにしたりとかしてるので、『あ!? 見抜かれていたのか!』と」

イノッチ:「近くでずっと見てたんでしょうね~。そういう話はしなかったんですか?」

波瑠:「あんまり真面目な話はしなかった。お芝居で真面目な話はしますけど、普段なんでもない待ち合い場では、何でもない話しかしなかった」

 

あさも頼るタイプではないけど、波瑠さんも「何でも自分でやっちゃう」というタイプのようらしいです。

 

イノッチ:「(玉木さんは)ちょっと頼って欲しかったのかな? 次、会ったときに頼ってみたら?」

波瑠:「はい。もう全部頼ろうと思います(笑)」

波瑠さん、いいなあ・・・。

私も頼ってみたいんですけど、どうすればいいですか?

まず、美人に生まれ直すとこからですかね・・・?

犬

 

ディーン・フジオカさんの印象深いシーンは?

あさと五代
出典:http://www.nhk.or.jp/asagakita/

印象深いシーンについてディーン・フジオカさんはこう言ってます。

 

ディーン・フジオカ:

「大久保(利通)さんが亡くなった時の後のシーンとか、色んな思い入れとか想像力も動員させて一点集中させた感じだったので。

恥ずかしながら、あささんの肩で泣かせてもらいましたね。

いや、もう、引っぺがされそうになったので、思いっきりつかんでました

 

また、俳優としての波瑠さんの魅力は?との質問に、

「意志の強さが目力をを通して、ガッと絵に反映されるのがすごいと思った。そこは女優としての飛び抜けた魅力だと思う」

あと、波瑠さんは、クセになるような、かわいいビートボックスをやってくれるそうです。

「皆さんの前でビートボックスをやってください!」

そう、ディーン・フジオカさんは締めました。

 

そこでビートボックスを披露する波瑠さん。

波瑠さん、口を抑えて(←唾が飛ばないようにですって)、
「ブスッ、ブスッ、ブスッ・・・」

・・・えーと? 波瑠さん???

 

イノッチ:「どうしたの? 具合悪いの?(笑)」

有働アナ:「確かにクセにはなりますね(笑)」

 

 

五代さまの抱擁シーンについて、波瑠さんは、

 

波瑠:

「あれは台本を読んだときに、すごく引っかかったシーンです。大阪にだんな様も娘もいて、東京に来て、五代さまを全く男として意識してないということを、どうやったら表現できるんだろう?と。抱きつかれてそのまま受け入れてしまっても、抵抗しても、その気があるように見えるし・・・どうしたらいいんだ?と」

 

イノッチ:「結果的にはどういうふうに落ち着いたんですか?」

 

波瑠:「結果的には、あのシーンは台本通りにやって、後にシーンを足してもらいました。『千代にも見せたかったなあ』って、帰って来てからだんな様と千代に話して聞かせるというシーンで、東京にいる間も、だんな様と千代のことを考えてたよ、ってわかるシーンを作ってもらいました」

 

イノッチ:「それは波瑠さんから、これはあったほうがいいんじゃないかと提案されたんですか?」

波瑠:「そんなに『これ!』とは言ってないんですが、『もし何かできれば』と相談してました」

 

有働アナ:「視聴者としては、 五代さまと新次郎様と、いい男が二人いて、五代さまにモーション掛けられたときに『うちはか弱いだんな様が好きなんです』って言ったじゃないですか、 『うわっ、勿体ない~~~。それはそれで置いといたらいいのになあ~~と思いましたが、そうは思いませんでしたか?」

イノッチ:「保険じゃないんだから」

(イノッチ、流れるようにツッコんだ!!)

波瑠:「そういうところも、あさちゃんは、美味しいとこを取ろうとしない。どこまでも真っ直ぐな人」

有働アナ:「だから、モテんのよね~~!!」

( 有働さん・・・。)

 

クイズ:波瑠さんの好きなタイプは?

波瑠さんが好きなタイプは誰? 

『新次郎』『五代』『榮三郎』『正吉』の4択です。

 

 

正解は・・・

やっぱり、 『新次郎さん』でした!

やっぱり、あれだけ長く新次郎さんに支えてもらったあさを演じた波瑠さんですから、当然ですよね! 
っていうか、それ以外選んだら、私、怒るよ?

 

波瑠:「だんな様というのもありますし、頑張る女性を全力でサポートできるっていうのが、やっぱり素敵ですよね」

 

うんうん。

で、新次郎さんには、どこに行ったら会えますか?

150年位前に生まれ直さないとダメってことですかね?

 

あさ役オーディションは相撲で勝負!?

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波瑠さんによると、あさの役のオーディションに相撲を取るシーンを演じる課題があったそうです。

嫁入り前に、うめと取る、あの相撲のシーンです。

みんな熱くなっていたので、スタッフが「この相撲の勝ち負けは、オーディションには関係ないんで。あんまり無理はなさらないように!」と釘をさしていたそうです。

 

確かに、熱くなすぎて怪我でもしたら大変です!

みんな女の子なのに・・・。

 

波瑠:

相撲なんてとったことはないけど、やるしかないと思って、『シコを踏む』って書いてあるからシコを踏み、『はっけよ~い』ってやった。滑らないように靴を脱いで裸足でやってたら、本気でやり過ぎて、終わったら爪が欠けて痛かったです」

 

イノッチ: 「あんだけスタッフに言われたのに! 勝ちに行っちゃったの?」

波瑠さんって、けっこう負けん気が強い性格なんですね。。。

しかし、そのシーンに立ち会ったプロデューサーの話によると、

「あさは京都の名門に生まれたお嬢様で、凛とした品位のある人に演じて欲しいと思っていた。オーディションで波瑠さんは、顔を真っ赤にして相撲を取りながらも、品位がすごくありました。選考の決め手の一つでした」

と、いうことらしいです。

なるほど。綺麗な人は何をやっても品がある・・・と。

私達がやっても、つぶれ甘食の盆踊りみたいなものだと。
(そんなことは言ってない)

甘食
出展:ウィキペディア

 

友近さんが今度、波瑠さんと共演するとしたら?

「今度、波瑠さんと共演するとしたら?」との質問に、友近さんは、

「すごく強い女性だと思うので、めちゃめちゃ罵り合うようなドラマで、どっちかがへこたれるまで文句言い続けるような、女の闘いみたいな(笑)それか、女囚人のドラマとかが面白い。刑務所で『あんた、何して入ってきたんだい?』とか」

 

波瑠さんの役は何ですか?と聞かれて、友近さんは、

「何でしょうね? 極悪でしょうね」と答えました。

友近さんの役は?と聞かれて、

「私は人のことを庇って、冤罪みたいな・・・」

波瑠さん、さすがに「ちょっと!」とツッコんでました(笑)

 

友近:
「波瑠ちゃんと接している時間よりも、あさと接している時間のほうが長かったので、カツラを取って普通に座っている波瑠ちゃんを見ると、 あさじゃなくなった』と思って、ちょっとショックになることもあった。そこの切り替えがすごい人なんだろうなと思った。ほんとにお疲れ様でした」

 

波瑠さんから見た友近さんは、

波瑠:
「急に、すごい静かに自分の世界に入っていくんですよね、友近さんって。だからスタンバイとかの待ち時間ができるとフラッといなくなったと思ったら、セット内の縁側に座って黄昏て、どこかに想いを馳せているような顔をして、その姿を見て、『うめなのか友近さんなのか、あれは誰なのか?』とわたしも思いました」

 

実は、その時の友近さんの真相とは・・・。

友近:
「黄昏れていたように見えたのは、セリフ覚えとコントのネタを考えていた時間です」

波瑠:「そうなんですね~! あんなに、すっとした顔の頭の中では、面白いことが繰り広げられていたんですかね(笑)」

 

有働アナ:「雁助さんに置いていかれた後の、うめさんと二人の相撲とか泣きました。お嫁に行くときは、うめがあさの気持ちを受け止めて投げた。これは逆ですよね」

 

波瑠さんによると、このとき友近さんは腰を痛めていたそう。

 

「動いたら『ヤバい!』みたいな、その腰痛をおして撮影なさったんですよ。すごく大変だったと思います。動きもそうだし、感情も・・・」

このときは嫁入りの時と逆転して、 『わたしはもう絶対泣かない!うめを泣かせてあげるんだ!』という気持ちで、喉から出そうな溢れそうな想いを止めて、波瑠さんはあの相撲を取ったそうです。

 

イノッチ:「けっこう切り替え早いんですか?」

 

波瑠:「早いですかね・・・? あ、でも、本番しかちゃんとしてないです。テストとかあまりちゃんと、できないです。気持ちをテストで入れて、本番であまり入らなかったらどうしようと思っちゃって。本番だけはちゃんとやる、っていう」

 

イノッチ:「本番以外は割りとヘラヘラしてる? 確かにそこまで気持ちを大切にされているのであれば、リハーサルで滅茶苦茶いい芝居が出てもなぁ・・・っていう」

 

波瑠:「そうなんです。監督から言われる『さっきのほうが良かった』が一番ショックなので」

 

イノッチ:「1回めが良かったって言われちゃうんだよねえ。だからヘラヘラしてる気持ちよく分かる」

さすがイノッチ。演技もする男は違いが分かる!

 

東京出身の波瑠さんは船場言葉をどうやって憶えたの?

 

東京出身の波瑠さんが、イントネーションの違う船場言葉を話すのは大変だったと思います。

船場言葉は大阪の方でも難しいそうです。そこのところは、どうやって、つかんでいったんでしょう?

 

波瑠:

「最後の方は、台本を読めば先生が教えてくれた音を思い出せるくらいになったいたんですが、最初は単語のイントネーションの違いがもう、歌を歌うみたいな感じでした。

 

例えば『話』という言葉のイントネーションでは、標準語でのイントネーションを探して『田無(たなし)』という場所があるので『田無』で憶えた。

『時』は『トキ』で」

 

クイズ:波瑠さんが収録の合間にやっていたことは?

『めい想』『囲碁』『筋トレ』『トランプ占い』 の4択です。 

 

正解は・・・

 

 

『筋トレ』でした!

 

 

撮影の合間に衣装を来て、どうやって筋トレをやっていたかというと、道具もスペースも使わない筋トレだそう。

  • 手を後ろに向かって振る(二の腕の後ろに効く)

立ってする筋トレは、

  • 足の内側をビーッとチャックを閉じたみたいに、足の内側同士をくっつけて立って、その状態でスクワットを20回

 

着物でも、できたそうです。

撮影をすると運動不足になるので、これをすると運動不足が解消されて罪悪感がなくなるそうです(笑)

波瑠さんでも、「食べてばっかりいるから罪悪感がある」んですね!!

でも、ちょっとやってみたら、時間が経過した今、なんかちょっとキてるみたいなんだが・・・?

今、微妙に筋肉がフルフルしている気がするんだが・・・気のせいでしょうか!?

 

波瑠さんのオーディションの様子は?

専属モデルをしていたときの波瑠さんの姿を紹介したのですが、イノッチがわざと、冒頭トーク番組での波瑠さんの真似をして、雑誌をひっくり返して見せるサービス付き(笑)

 

 

波瑠さんは、最初はモデル志望で、女優さんなんてできないと思っていたそうです。

写真を撮られることなら頑張ればできるかな?と思ったけど大変だったようです。

 

波瑠:

「オーディションは毎日のように受けた。たくさん受けてたくさん落ちた。落ちるのが当たり前だったので、そんなにすごいショックということはなかった」

 

波瑠さんの転機になったのは、『女の子ものがたり』という映画で、西原理恵子さんの自叙伝的漫画が原作で、波瑠さんは主人公の漫画家の少女時代の親友の役でした。

 

このとき波瑠さんは、自分のお芝居のできなさを自覚したそうです。

「18才のときの自分からすると、キツイことも言われて、『このままじゃダメだ』と思った作品」だそうです。

 

「それまではできないままやってたと思った。

『勉強しなきゃ!』と思った。でも事務所にはレッスンがなかったので、自分で舞台を見に行ったり、映画をたくさん見たりが勉強だった。

『負けたくない』と思った。

私は選ばれてなくて選ばれた人がいる。悔しいと思った。

まず張り合えてない。同じ土俵に立ちたい」

 

そう言った波瑠さんは、ほんとに負けん気の強い人ですよね。

あさに似ていると思いました。

 

そして朝ドラ4回めの挑戦で、波瑠さんは、この役を射止めたそうです。

『てっぱん』『あまちゃん』『純と愛』に落ち、そして『あさが来た』で、主役の座を手に入れました。

 

でも私には、『あさが来た』は波瑠さん以外思いつきません。

波瑠さんは、あさを演じるために、今まで落ちてきたのでは?とさえ思います。

もし、その前に受かっていたら、いまの『あさが来た』を見ることはできず、全然別の話になっていたのですから。

「よかった」と思ったら失礼でしょうか?

 

 

朝ドラのオーディションには、たくさんの人が来るそうです。

モデル、タレント、声優さんなどもいらっしゃるそうです。

時には、「仲良くしゃべってるけど、この人達腹の探りあいしてるのかな?」と思ったりしたこともあるようです。

 

イノッチ:「『あさが来た』のオーディションで受かった時は、どうやって知らせがあったんですか?」

 

波瑠:

「それが、実はサプライズだったんです。最終審査まで受けた後で、 『追試があるのでまた大阪来てください』と言われて行ったんです。

『夜、大阪に入って、次の日にオーディションです』と言われて。

夜、ホテルに行ったら、マネージャーとプロデューサーの方がいらっしゃって、 『この度はよろしくお願いします。おめでとうございます』と言われた。

 

『明日はヒロイン発表の記者会見なので、挨拶することを考えておいてください。だけどまだ、母さんにも誰にも言っちゃダメ』って言われて、え!? どうしよう・・・って。

ホテルの備え付けのメモ帳に一人で格闘して、言うことを考えるという・・・。

『嬉しい~~!!』というよりも、次の焦りが来るような。だから余裕が無かったです」

 

 

イノッチ:「うわ、そういうふうに発表するんだ? 粋ですね~

有働アナ:「いや! 粋なんですか? もうちょっと普通にストレートにやってあげたほうが・・・

 

いや、私も有働さんに賛成です! 

心臓に悪いでしょ?

NHKの朝ドラって、そんな伝え方なんですね!

どおりで、発表まで厳戒態勢なわけだ。

 

これはオーディションに受かった人しか知らないことなんですよね。

宝くじの当選金の受け取り方は、当たった人しか分からないのと同じ ということですね!?

さて、オーディションに合格して、10ヶ月くらい大阪にいた波瑠さん。

時間があるときは料理もしていたそうです。

ネットで調べて、自分のために唐揚げを作ったりしたそうです。

 

(波瑠さん、自分のためにかいっ!)

 

『あさが来た』を半年間やり切って波瑠さんが得たものは何ですか?

あさと新次郎
出展:http://kirari-ryujin.com/bijinblog/

波瑠:

「あさからのメッセージが一番大きかったと思うが、物事を成し遂げるためには人に好かれようとすることにはあまり意味はないんだな、と思うようになりました。

犠牲を払うのは当たり前だし、『だとしても自分が達成したいものは何なんだろう?』っていう目標をちゃんと見つけること がこれからもきっと大事なんだろうなって思いました」

 

犠牲を払っても、自分が達成したいものは何だろう?

そんな明確な目標が、自分にあっただろうか・・・?

波瑠さんの言葉に、ちょっとドキッとしてしまいました。

 

クイズの答え:月曜日のリハーサルで、すごく多い時は1日で何シーンでしょう?

さて、冒頭の問題の答えです。

波瑠さんによると、月曜日のリハーサルの平均は30シーンくらいですが、すごく多い時は80シーンでした。

たった1日のリハーサルで、80シーンです。

1回の話に含まれているのは10シーン前後だそうです。

1日で8話分くらいのリハーサルをやったと・・・。

 

え? それ、憶えられるの? ・・・って素人でも思いますよね?

 

「もう必死でした」波瑠さんはそう言います。

 

・・・NHK、鬼か!?

朝ドラ、半端ないな・・・。

 

さて、『あさが来た』見逃して再放送を待たれてる方には、オンデマンドがあります。

見逃しはオンデマンドで! (←と、画面の向こうで言っている)

波瑠:「すごーい! 知らなかった!」(波瑠さん・・・!?)

最後に視聴者からリクエストがありました。

「番組の最後に波瑠さんのナマびっくりぽんが聞きたいです。カメラに向かってお願いします」

波瑠:「びっくりぽんや!」

 

 

これにて、本日のあさイチ終了です。

まとめ

波瑠さんは、あさと似て、自分の意見を持ち、しっかりと歩いて行く人だなあと思いました。

また、あさと違って、突進していくのではなく、物事はゆっくり噛みしめて確認しながら進むタイプだと思いました。

 

波瑠さんの中にあさがいるのか、あさの中に波瑠さんがいるのか、似ているようで似ていないけど似ている、という感じがしました。

 

でも、あさ を演れるのは、やはり波瑠さんだけ。

そんな感じがしたプレミアムトークでした。

次へ⇒ NHKスタジオパークの林ゆうきの経歴は?あさが来たやハイキューの曲を担当

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